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オッス、オラ神様。カタカナで書くとカミサマ。ジンサマとか思った奴バカス。
俺のスペックは無印Tシャツとジーパン、悩みは金髪だからよくDQNと間違われる。
そんな俺は今、神界『天ヶ原』にある自宅で仕事中だお。
「何ボーッとしてるんですか!?早く書類を片付けて下さい!!」
コイツは俺の秘書をやっている天使ちゃん。金髪でカワイイ女の子。おっぱいがデカイから秘書として採用した。
仕事は俺と天使ちゃんだけでやってる状態。業務内容は生き物(主に人間)の願い事を聞く事と神界関係の書類管理。週休二日で勤務時間は四時間のみ。月収は最低保証一億のホワイト企業です。
「ちょっと神様!!ちゃんと聞いてます!?」
「ゴメン。鼻くそほじるのに夢中になってた」
ドゴッ!?
ちょ!?おま!!上司の頭にげんこつって…DVすんな!!小指が鼻の穴から抜けなくったろうが!!!
あっ抜けた。あっ鼻血出た。
「あー!!神様まだ書類一枚もやってないじゃないですか!?」
「ゴメン。つかさやかがみと追いかけっこする妄想に忙しくてさ。後、鼻血出たからティッシュとって」
「死にたいんですか?」
「あーい、とぅいまてぇーん」
天使は限りなくキレた。
こうして俺は天使ちゃんにミックミクにされた後、反省して書類に手をつける事にした。
さてとやるか…。俺はまず最初の一枚に目を通す。
一枚目の内容はこうだ。
『神様へ
キミが仕事を怠ったおかげで、人間界が大変な事になってしまっている。よって責任を持ち、自分自身で人間界に降り、問題を改善するよう心掛けよ。
絶対神アッラーより 』
…。
はい不採用で。俺は不採用と書かれた印鑑を押した。
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