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「悪いが俺には造れない」
「当たり前だ!
1日2日で出来るような技術じゃねぇよ真似しても出来ねぇよ」
クロナは若干イラッとしたがコウゲンは続け様に口を開いた。
「強さに貪欲なテメェに分かりやすく言ってやる。
物に感謝し信じろそしたらテメェはもっと強くなるぜ」
「貴様…」
「あー!あー!んんっ!
こちらに侵入者がいると聞いたがビンゴかな?」
いつの間にか扉の前に身なりのいい男が立っていた。
「政府の者がなんの用だ?」
コウゲンはその男に睨みをきかせた。
「コウゲンさん。
あなたの働きには常々感謝しております
…が…
侵入者の隠蔽は罪になります。
聞き分けの良い方だと信じていますが…」
「嘘で塗り固めた言葉が俺に通じるとでも思ってんのか?」
「流石!人を視る目は長けてらっしゃる!」
拍手を送る男の目の前に無数の刃が迫っていた。
「ベラベラと…死ね」
「ちょ!?」
コウゲンの制止を効かずクロナは刃を放った…
…が刃は男の目の前で消滅し当たらなかった。
「そちらは物わかりが悪いですね」
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