第一幕 異人

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ピチャリと水音がして蓮華は起き上がった。 「っ…」 すると水音は止み足音が近づいてくる。 「やっと目覚めたんか」 そこには、凛々しい女性が立っていた。 「誰…だ?」 「あんた、うちの前に倒れちょったからここまで運んできたわけさ!」 「ありがとうございます…」 少し戸惑いながら笑顔を見せて、蓮華は礼をいった。 「あたしは坂本乙女!乙女って呼んじょって」
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