-102 プロローグ

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彼は自分の自由な時間はほとんどない。 バイトの日は家に帰る頃には21時を過ぎている、学校の宿題や風呂で22時は過ぎる。 バイトがない日は弟達の相手をしたり、勉強を教えたりでこちらも自分の時間が無い。 良平の唯一の自由な時間は、バイトが無い日の学校からの下校だ。 駄菓子屋寄ったりと、寄り道が良平の自由な時間だった。
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