-12月- DECEMBER

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「あっ山田おはよー」 「おっす」 校門で偶然須藤と会い 自然と二人、並んで歩く 「最近寒いねー」 「だよな、ほんと寒いの無理!  てか須藤寒そう…。」 そう言い視線を下げて 須藤の脚を見る。 スカート… 見てるこっちも寒すぎる 「ん?あぁ、慣れっこ慣れっこ」 「ふーん…」 須藤だけでなく、 周りの女子みんなスカート 「いでッ」 急に頭を叩かれ 横にいる彼女を見る 「ちょ…なんだよー」 「山田の変態!」 「は?変態?なんで?」 「さっきからずーっと  女の子の脚見てるよ!」 ぷいっと、 此方に向けていた顔を 前に向けると口を尖らす 「見てねーよ」 「いーや!絶対見てたね」 「スカート見てたの!」 「うわー!やっぱ変態じゃん!」 「ちげーしっ!」 そんな会話をしながら 校舎へと入っていった。 _
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