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「あの、先週予約しにきた
山田ですけど…」
「え?あぁ、山田さんですね」
"ちょっと待ってて下さい"
そう言って男の人は
奥の部屋に入っていった
「…」
須藤、喜ぶかな…
一応あいつに似合いそうな物
選んだけど…
気に入らなかったらどうしよ
「これであってますか?」
定員さんの手のもとには
俺が3時間かけて選び抜いた
星形のネックレスと
ブレスレットが輝いてる
「…はい!これであってます」
俺はその2つの会計を済ますと
プレゼント用として
可愛らしい紙に包んでもらった
「ありがとうございました」
そのまま店を出て
次いく場所はゲーセン
急いで自転車に乗り
行きつけのゲーセンの向かった
*
中に入ると俺がよく知る
人物が目にはいった。
「あっ!姉ちゃん姉ちゃんっ」
「あれ、涼介じゃん」
俺がいることに
びっくりしている
「あのさ、頼みがあるんだ」
"何?"と言って
俺の方に駆け寄ってきた
ダメ元でお願いしてみるか…
「あそこに置いてある
大きいクマを俺にくれ!」
カウンターに飾ってある
大きいクマを指差した。
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