第0滴

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僕は書きたい。 なぜ僕が、気持ち悪いと感じてしまう様な一人称の、僕を使うのか。 なぜ僕が、こんな所に居なければならないのか。 自分の名前のこと。 家族のこと。 友達のこと。 好きだった人のこと。 書こうと思えば東京スカイツリーよりも厚い原稿用紙の枚数になるだろうか。 しかし僕が一番書きたい事は――― とある双子の天使と悪魔の話だ。
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