第1滴

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しかしそんな事さえ起きてくれない毎日。 学校帰りに塾に行き、10時には授業を終え、帰路に着く。 そんな毎日のサイクルに飽き飽きしていた。 そして今は帰路に着いている途中。 塾から帰るには繁華街を通るしかない。 繁華街といっても活気があるわけではなく、居酒屋と少数の客引きが目立つくらいだろう。 そんな繁華街を抜ける途中、自分は不思議な2人組を見た。 全身を白い服で身を固めた少女と、全身を黒い服で固めた少女。
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