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光に包まれ、悲しい声を聞いた。早雪は誰の声だろうと思ったら、光は消え、部屋に座っていた。 「………今のは何?」 早雪は急に真っ暗になった部屋に座っていた。回りを見ても真っ暗で何も見えなかった、が自分の前に何かが有るのがわかった。 「……何これ?…」 早雪は怖かったが触ってみる、手には何かが当たった。 「…う…腕?…って人?…」 暗くて判らないが人の腕みたいだ。早雪は両手で触ると手にはヌルヌルと何かが付いた。 「…何?…水かな?」 早雪は暗闇の中、目を凝らして両手を見た。 「キャャーーーーーー!!」 早雪は自分の手に、血が付いてる事に気付いた。その時、勢いよく戸が開いた。 「何者だーーーー!」 早雪が驚いて振り向くと何人かの人が立っていた。 「…ち…血が………」 早雪はそのまま気を失った。
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