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「いいですね~土方さん。髪スッゴい綺麗でツヤツヤでサラサラ~」
早雪は嬉しそうに土方の髪を撫でていた。土方は段々恥ずかしくなり妙な気持ちになってきて早雪に聞いた。
「お前の時代は…男の髪を平気で触るのか…?」
早雪は不思議な顔をして土方を見ると土方は少し恥ずかしそうだった。
「ええ…触りますよ。何か…変ですか?あっ、土方さん誉められ照れてます?」
早雪はニッコリと答えると土方は驚いた。
「早雪…、知らねぇなら他の男の髪は触るなよ?」
「なんで…?そういえば皆さん長くて綺麗ですよね?まぁ短い人もいますけどね…土方さんが一番綺麗ですね」
早雪は土方が照れてると思い笑ってまだ、土方の髪を撫でていた。土方はまだ、しばらくはいるだろうと早雪に教えた。
「女が男の髪に触るのは「抱いてくれ」って意味なんだよ…」
「えぇ~~!!」
早雪は急いで土方の髪から手を離して土方に謝った。
「ごめんなさい!私、いっぱい触ってましたよね…?ごめんなさい!!」
早雪は知らなかったとはいえ、恥ずかしくなり土方を見ると土方はニヤリと笑った。
「今度、髪に触ったら…抱いてやるよ」
早雪は真っ赤になって土方を見ると土方は早雪に笑った。
「だから、他の男の髪は触るなよ?」
そう言って土方は髪を結い始めた。
「でも、そんなの知らなかったよ~?」
早雪はそう言って恥ずかしくなり横目で土方を見る。
「お前の時代はスゲェな、そういえば最初の早雪の格好もあれが普通だっけ?驚きだよなぁ~?」
土方は笑いながら器用に髪を結った。
「あぁ~、土方さん髪結ちゃった。知る前にもっと触ればよかったな~残念。」
早雪がそういうと今度は土方が早雪の髪に触れた。早雪はドキドキして土方を見た。
「どんな気持ちになる?」
早雪は土方に言われて、真っ赤になった。
「そういう事だ…」
そう言って土方は部屋を出て行った。
「は、恥ずかしい…」
早雪は両手で顔を隠した。身を持って知ったのだ。
「うぅ…本当にごめんなさい!」
早雪は心の中で土方に何回も謝った。
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