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当時はジェノザウラーと同じ最新型の小竜、レブラプター(ノーマル・アニメ仕様)である。
「(ゾイド……)」
僕は、このままでは射たれそうだったので、素早く物陰に隠れることにした。
耳をすますと、段々と音が大きくなってきた。近づいてきたのだろう。
でも、こちらの方にも火器を射ってこないところをみると、どうやら、レブラプターのパイロットは僕には気付いていないのだろうか。
いままでで一番大きな音が響き、足音は止まった。代わりに細かな駆動音も聴こえる。もう、すぐそこまで来ているのだろう。
『え~と、証拠証拠。久々のヒットだ、証拠がなきゃシャレにならねーしな』
「(いったい何が………)」
僕は今いるところからソウッと覗こうと身を乗り出した。
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