第一話 蒼玉と紅玉と銀狼と

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『させるかっ!!』 先ほどの幻聴(?)とはまた違う叫ぶ――恐らく40前後の男性の――声が響き、レブラプターの後頭部あたりから『カカカカカッ』っと、連続して金属に何かが当たる音が聞こえてきた。 『………いいところ何だから邪魔するんじゃねぇ!!』 先ほどの金属音は速射機銃(マシンガンやガトリング)の攻撃だったのだろうか? レブラプターは僕を捕獲するのをやめ、後方へと反転した。
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