第一話 蒼玉と紅玉と銀狼と

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――――だが 『死にさら『『ドォン』』 レブラプターが後ろを向いた刹那、パイロットの罵声を遮る轟音がなりひびいた。 「うわぁ――――」 未だに身体が動けない僕には避ける手だてはない。 僕の目の前は黒煙で真っ暗になった。 「イタッ!」 真っ暗で何も見えないけど身体中に何か細かい物が当たる、かなりの量だった。 ―――そして 黒煙の晴れた先。 いままで死神にすら見えたレブラプターは下半身だけになっていた。
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