16人が本棚に入れています
本棚に追加
……そして……
『!!!!!!』
擬音にすらできない轟音を上げ、荷電粒子砲が発射された。
「うわぁ―――」
早めに気付いたことや、ジェノザウラーに搭載されているのが集束タイプであるため直撃は回避出来たものの、僕は巻き起こった烈風に吹き飛ばされた。
倒れてボロボロの体を起こした僕の目に映ったのは――――
同じくボロボロになった自分の町と、町にせまるゾイド達だった。
―――この後のことはあまり覚えていない。
覚えているのは
僕の家は荷電粒子砲の直撃を受け、跡形も無くなっていたこと。
その3時間後、共和国軍のゾイド部隊もこの町に来たが、町の人はそっちのけで帝国軍と戦っていること。
しかし、彼らは積極的に戦わず、持久戦をしており、撃ち合い等はほとんどしていないこと。
この3つぐらいだ。
最初のコメントを投稿しよう!