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それにしても、僕もよく生きてこれたと思う。
倒壊した家々から食べ物を頂いているから餓死はしてないけど、この5日間ほとんど寝ていない。
最後に寝たのはいつだったろう……。
……いや、そんなこと考えてる場合じゃないか。
僕は死体達から離れ、また走り出した。
――その時である。
「うわっ」
走り出した僕の後ろから、突如として爆発音と追い風が発生。僕は吹き飛ばされ――
『うっし、3ヒッート!』
―――マイクごしの、だれかの声を聞いた。
「(!!……だれ!?)」
声の聞こえてきた方を振り向くと(その際、いままで僕がいたところが黒焦げになりつつえぐれており、先ほどの死体達はほとんど無くなっていた)、一匹のゾイドが火器から煙を上げつつ立っていた。
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