そして朝
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店を出るとすぐに 『カラオケ行こうよ』 アキが言った。 アキは東京でバンドのボーカルをやっていたらしく、 歌が上手かった。 あたし、歌が上手い奴とカラオケ行くの嫌なんだよな… 『いやー…』 私はためらった。 ためらう理由のもうひとつ。 店の常連として知り合った人間と 他で仲良くするのは嫌だった。 狭い世界で 飾った自分だけを見せたかったから。
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