~一章~

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 「朱華!!起きてるか?」  「…何故居る?」 何故か鍵をかけていたはずの部屋にいつもの四人が居るのだ不思議に思うのが当然だ。  「ん、あぁ。天国サンが入れてくれたんだよ」  ≪朱華様、すみません≫  「嫌、いい。じゃ、行くか」 椿が朱華の疑問に答え、謎が解決したので身支度を整えて登校する事にし、彼らを元の居るべき場所に戻し今度こそ確実に部屋の鍵をしてからゆっくりと教室に向かう ―教室 入学から一日がたつが、まだ学園に慣れていない者が多く、ざわついている中朱華達は教室の窓側に集まっていた。  「お前ら、席着けSHR始めるぞ」 担任の鈴木が来た事により教室は静かになる、勿論全員席に着く  「今日はお前らの剣の実力を見るために模擬選を行う。今日はそれだけだ」 この学園は一般的な学力と知識を学ばせるよりは[キメラ]討伐部隊に入れるように教育してる。そのため女子は殆どおらず共学なのだが男子校と思われがちだ。
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