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あぁ…なんだろう… このバカ このもやもや… 私は普通に生きれないんだ 担任や副担には話せる… なのにみんなに話すのは なんか…怖い 言ってもいいけど もし言ったときに思い出したら もしその瞬間に思い出したら 嘘ついたみたいになる それが怖かった 私は…寂しがり屋なのに 強がってしまう あぁ…さいあくだ…… 私はそのとき 1番最悪なことを思い付いた。 また頭を打てばいい。 また記憶喪失になればいい。 私の足は自然と屋上に向かっていた。
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