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その日から私は
常に父の顔色をうかがうようになった。
怒られないように非の打ち所がない子を目指して
人一倍努力した。
私がいい子になれば父の暴力から母を守れると思っていた。
小学３年生になる頃には
学校でも指折りの優等生だと言われるようになったが
父の暴力がなくなることはなかった。
アルコール依存症だった父は
この頃にはお酒を飲むと
私の前でも母に暴力を振るうようになっていた。
理由は｢飯が遅い｣や｢顔が気に入らない｣など
理不尽な内容ばかりだったが
母は耐え続けていた。
年月が経つにつれ
私の父への恐怖は
次第に憎しみへと変わっていった。
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