極めて不自然に、まるでそれが自然なことのように

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「……ミズヤ。多分君と同じ学校に通ってる」 ミズヤは何故か正直に答えた。 女の螺旋のように無限を想わせる瞳に嘘は通じないと思ったのだ。 「そう。せっかくの機会だわ。私達、友達になりましょう?」 レオはそう言った。 一人の人間の死体を跨いだ上で異常な会話がそこではなされていた。  そして、今に至る。 彼女はこうして友人としてミズヤを訪ねてきた。 ミズヤには彼女の正体が全く分からない。 魔法使いだからといって首に穴をあけられて、出血もせずにいられる人間を、ミズヤは知らない。 「そんな目で見ないで。私達、友達でしょう?」 屋上、春風、美女。 そして狂気がそこにあったようにミズヤには思われた。 ……好きにすればいい。 「……何の用だ?」 ミズヤは諦めたように訊いた。
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