消えた欠片

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あの後、いろいろな検査をして疲れた私は再びベッドの上にいる。 「でも、あの修也くん……どうしてあんな瞳をしてたの?」 今にも泣きそうな顔、けれど必死で堪えていた。 (自分が傷つけた?) 自分が彼のことを覚えていないからなのか。けれど、不思議だ。悠樹や結衣の事は覚えているのになぜか修也くんの事だけを忘れてしまっている。 そんなことを考えていると再び眠気に襲われ私は深い眠りに着いた。
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