消えた欠片

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ん……? 「ここ……は?」 目の前に広がるのは白い天井、そして鼻から感じるの独特の匂い。 これで今、自分がどこに居るのか理解した。此処は…… 「病院…?」 横を見ると、白いカーテンで隣がさえぎられていた。そしてそのカーテンの向こうには陰が二つ。その二つの影はだんだんと近づいてくる。 「「繭!?」」 影が近づいてきて、カーテンが開いたと思ったら二人が声をそろえて口にした。
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