#1、堕ちてきたのはうさぎさん。

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「僕は海部星-アマホシ-という星からやってきた、第二王子です。第一王子は同じ星の者同士で結婚するのですが、第二王子は必ず他の星の者と結婚しなきゃいけないのです。なので、カナさんを選ばせてもらいました。」 ちょっと…そんな勝手に決められても…だってうさぎさんだし…。 私、まだ結婚できる年じゃないんだけどなぁ。 なんのとりえもなく、しいて言うなら天パです。 というか、私の考えてる事わかったフリしてこたえになってないんですが。 そんなくだらない事を思っていると、またうさぎさんはあっ、と思いついたようにしゃべりだした。 ……結構しゃべるタチなんだ。 まぁ無口だったら余計に困るけどね。 「あ、僕の姿が兎のぬいぐるみのままでしたね。なんでしたっけ?ほら、郷に入ってなんとやら。人型になるので少しお待ちを。」
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