prolog発覚

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薄暗い地下の研究室。 一人の男がコンピュータに向かって必死に作業を進める。 「まだか?」 「あぁ、もう少しだ」 男の相方が待ちわびたように腕組をして作業を見ている。 しばらくすると、コンピュータに向かっていた男が、 「できた。完成だ!」 そういって嬉しそうに伸びをした。 「よし、さっそく試そう!」 「サンプルは用意できているのか?」 あぁ、と男が頷き、もう一方の男に資料を渡した。 男が資料に目を通し始めた刹那、もう一方の男がコンピュータに異変を感じた。 「おい、侵入者だ。システムダウンさせるんだ!」
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