濡れ衣と誘拐

2日目

インターネットで調べてみると、児童相談所がいかにてきとうな機関であるかがすぐに解った。なんと全国各地にある児童相談所で、うちのような被害を受けたという家族の話が数多く確認でき、児童相談所が保護者たちに訴えられていたのだ！中には児童相談所の職員による保護児童の虐待や、児童相談所内でのいぢめなどによる保護児童の怪我などの報告も確認できた。
私が初日に県庁まで出向いて提出し、受理された不服申し立て書も、通ることなどない表面上だけの書類であることも解った。
一時保護書は間に合わなかったと言われ、名刺も渡さずに口頭で名乗っただけの中央児童相談所の職員の対応に不信感があった私は、南甲府警察署に行って捜索願いを出すことにしたが、警察官が児童相談所に電話で確認したところ、児童相談所で保護されていることに間違いはなく、一時保護書は後日送ることに問題はないそうだからと受理されなかった。
今日は市川大門の花火の日だ。娘が妻のお腹の中にいる時から毎年一緒に行っていた山梨県内では有名なお祭りの一つだ。もちろん今年も楽しみにしていたのだが、うちの唯一の宝である娘のいないお祭りなど、私たちには行く価値がなかった。