悪夢のような1日目

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中央児童相談所で友人と別れ、私は石和の妻の実家に戻り、娘がいるかもしれない建物を発見したことを妻に伝え、妻を車に乗せて再度二人で甲府の中央児童相談所に向かった。 時刻は12時。 妻と建物の周辺を探索していると、建物の裏手の夜間通用口のもっと奥に施設の公園があるのが確認できて二人でちょっと安心した。 本日2回目の訪問ということもあってか、精神的に少しゆとりができ、発見できたのかもしれない。 少し過保護な話ではあるが、4歳の娘は今までおばあちゃんおじいちゃんの家に泊まる時ですら一人で泊まらせたことがないので、寂しくて泣いていないかと心配しながら妻と二人帰路に着いた、、、それは本当にまるで悪夢のような1日目だった。
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