プロローグ

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どこで間違えたんだろう 「朝日君……待って…ハァハァ……」 気付いたら 横には二人がいて 「月!! 詠!! 速くするっす!!」 僕はいっつも月の片手を握ってた 「………ハァハァ……ケホッ……ケホッ」 その反対側にはいっつもあいつがいて 「おっと これはいけないっす……反省」 月の手を握ってた 「…クスクス…朝日君変なの…」 でも 「あ!! 見えてきたっす!! 叔父さんが言ってた星が見える丘まで後ちょっとっすよ!! やっぱり走るっす!!」 私のせいで 「行こ!!…詠ちゃん」 ごめん 月 「おいらが一番乗りっす!!」 ごめん 朝日 僕が二人の邪魔しちゃってて 僕が居なきゃ二人でずっと居れた 僕が…… 僕が…… 僕が…… でも ごめん 月…私どうしても許せない
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