84人が本棚に入れています
本棚に追加
どこで間違えたんだろう
「朝日君……待って…ハァハァ……」
気付いたら 横には二人がいて
「月!! 詠!! 速くするっす!!」
僕はいっつも月の片手を握ってた
「………ハァハァ……ケホッ……ケホッ」
その反対側にはいっつもあいつがいて
「おっと これはいけないっす……反省」
月の手を握ってた
「…クスクス…朝日君変なの…」
でも
「あ!! 見えてきたっす!! 叔父さんが言ってた星が見える丘まで後ちょっとっすよ!! やっぱり走るっす!!」
私のせいで
「行こ!!…詠ちゃん」
ごめん 月
「おいらが一番乗りっす!!」
ごめん 朝日
僕が二人の邪魔しちゃってて
僕が居なきゃ二人でずっと居れた
僕が……
僕が……
僕が……
でも ごめん 月…私どうしても許せない
最初のコメントを投稿しよう!