▼イジメ #01

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しかし私達が愛し合ってる事を望まない人が山ほどいた。 要君は『気にしなくてもいいよ』と言ってくれていたし、私は少しのイジメなんて何とも思わなかった。 他の女子の意見によると、私と要君は釣り合わず、要君はイケメンだけど私はブサイクで、私は要君に色仕掛けをしている、らしい。 私がブサイクで要君と釣り合わないことはわからなくないけど、 少なくとも私は要君に色仕掛けなど使ったことない。 要君もそれを承知してくれるから、変な評価を無視出来ている。 私に対する地味な嫌がらせ、暴力、イジメ、暴言、仲間外れなどは本当にどうでもよかった。 だって、そんなことをしても 要君を手に入れることができるはずがないのだから。 逆に言うと、こんなことをされても要君は私を捨てないでくれるから。 でも、その時はいつもと違っていた。 その日は、私が要君と付き合い始めて1年と3ヶ月と少し経った日だった。 _
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