聖堂辞典

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【天の王・地の王】 空より上には天の領域があり、『天の王』が統べている。 司るのは、空、日月、天候、飛ぶもの、息をするもの。 地面の奥深くには地の領域があり、『地の王』が統べている。 司るのは、土の中、方位、土壌、根をはるもの、地を踏むもの。 『大地の王』の伝説と切っても切れないこの二王により、『大地の王』が選択される。 『天の王』が『天界鳥』で『大地の王』を選ぶ。 『地の王』はそのあと『地界獣』を送り守らせる。 それぞれに目的があってのことなのだが、聖堂はそれを美々しく語り、伝説をひろめている。 あくまで美々しく飾っているだけで、事実をねじまげたり、捏造したりはいていない。
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