最終話

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「ただいまー。」 「お邪魔します。」 「お帰り。もう出来てるから座っちゃって。」 そう言われて俺とトランクスは席に付く 「まだ食べ物とか十分に手に入らないけどその辺は腕でカバーしてるつもりよ。」 そう言った後、ご飯を持って来てくれた 「さ、食べて。」 「「いただきまーす!!」」 ご飯に味噌汁にサラダに肉など色々な物を食べていく ブルマさんの料理もおいしいなぁ 「おかわりお願いします!!」 「ふふ、やっぱそっくりね。」 「え、何がですか?」 「その胴着着て、そんな食べ方してるとお父さんの孫君そっくり。それに孫君と同じように世界を救っちゃうなんてね。」 「この胴着は父さんのようになれたらって思って作ったんですよね。後…人造人間を倒せたのは俺一人の力じゃありませんよ。」 「それって、悟飯さんが前に言ってた別世界の出会いってやつですか?」 「そう。あの出会いが無かったら、多分俺は人造人間に殺されてただろうな。」 はやてに出会って…一緒に暮らして…シャマルさん、ヴィータ、シグナムさん、ザフィーラさんと一緒に戦って…なのはやフェイト達と戦って…リインフォースさんの自殺を止めて… あれから…もう…九年になるのか… 「私も前にその話を悟飯君に聞いて研究してみようと思ったんだけどね…」 「気にしないでください。今の状況じゃしかたないですよ。」 俺が17号、18号を倒して九年になるけど…奴等の残した爪跡は大きかった 食べ物、エネルギー、物、人…何もかもが足りてない ここ、西の都は比較的余裕があるけど殆どの地方は食べていくだけで精一杯って感じだ この状況を何とかするためにも、やらなければならないことは山ほどある …そう言えばけっこう前にブルマさんが『時間移動の理論は出来てるのよねぇ。』って 言ってたっけか そのうち本当に別世界にいく機械とか作りそうだな… 「そういえば悟飯君の噂、よく聞くわよ。世界中飛び回って復興作業を手伝ってるんだってね?」 「ええ、まぁ。」 俺は17号、18号を倒してからは世界中を飛び回って復興作業を手伝ってる みんなが少しでも失ったものを取り戻せればって思って始めたんだったな 勿論修行も続けてる
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