第三話

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「なんですか?」 「ちょっといいかしら?」 「ええ、かまいませんけど。」 「じゃあ、ちょっとついてきて。」 「わかりました。」 俺はシャマルさんの後についていった どこへ行くのかかと思ったら、服を置いてある部屋だった まぁ、今俺の着てる胴着はかなりボロボロだからなぁ 当然といえば当然か 俺のサイズに合うやつがあればいいけど 数十分服を探してやっと俺のサイズ合う服が見つかった 今の服装はジーパンに白いシャツにジャケットといった感じだ こういう感じの服を着るのは初めてだなぁ 「うん、似合ってるわよ。」 「ありがとうございます。」 「あ、それとこの胴着はどうしたらいいかしら?」 「洗った後で直そうと思います。」 「そう、わかったわ。」 そう言って胴着をを俺に返してくれた 客観的に見たら思っていた以上にボロボロだなぁ 穴はあいてるし破けてるし血で汚れてる し… あ、『飯』の染め抜きも破けてるや はぁ、まだまだお父さんみたくなれないなぁ 「洗い物は後でまとめて洗濯するからその胴着も脱衣所の方に持っていってね。」 「わかりました。」 そのまま脱衣所の方に向かい洗濯籠の中に胴着を入れといた
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