第十四話

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「お、二人とも中々やるなー。」 「ほんと?」 「あんまり慣れてないんだけどね。」 「そうかな?十分できてると思うけど。」 「そう?私は基本的なことはリニスに教わってたんだ。材料切ったり火を使ったりするのは少し得意かな。」 「私は一応喫茶店の娘だから、味付けとか盛り付けとかは得意かな。」 「二人ともそないなとこまでコンビの相性発揮せんでもええのに。」 「「あ、あはは。」」 こうやって話せたり笑え合えるようになってよかったな さて、次は何切ろうかな 「そういえば悟飯君も料理上手だよね。」 「そう?」 「うん。男の子って料理とかあまり得意じゃないと思ってた。」 「まぁ、こっち来るまでは一人暮らしみないな生活してたからね。材料が手に入れば少しは凝った物作ってたけど、そうじゃなかったら大抵は魚や肉の丸焼きとかで済ませてたなぁ。」 「あ、そうなんだ。」 「ちなみに悟飯って裁縫とかめっちゃ上手なんやで。」 「「え、そうなの!?」」 二人が凄く驚いた顔して俺の方を見た 「一応この胴着とかは手作りだけど…。」 そう言ったら少し落ち込んだ顔をした 「どうしたの?」
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