第二話

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「あ…あの、大丈夫ですか?」 そう言って二人は俺に近づいて来る 「!!この男の子すごい怪我してるやん!!シャマル、は、はよ、病院へ!!」 「ホント!!急ぎましょ、はやてちゃん!!」 車椅子の女の子は、はやてって名前で 後ろの女の人はシャマルさんというのか いや、それより 「ぐ…ま……待って…くれ…。」 「な…なに、どないしたん!?」 「お…俺のこ…腰紐に…茶…茶色のふ…袋がある…それを取ってく…れないか?」 「そないなことより、はよ病院に行ったほうが…!!」 「た……頼む。」 「あーもう、わかったわ、シャマル。」 「わかったわ。」 そう言ってシャマルという人が仙豆の入った袋を取ってくれた
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