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「あ…あの、大丈夫ですか?」
そう言って二人は俺に近づいて来る
「!!この男の子すごい怪我してるやん!!シャマル、は、はよ、病院へ!!」
「ホント!!急ぎましょ、はやてちゃん!!」
車椅子の女の子は、はやてって名前で
後ろの女の人はシャマルさんというのか
いや、それより
「ぐ…ま……待って…くれ…。」
「な…なに、どないしたん!?」
「お…俺のこ…腰紐に…茶…茶色のふ…袋がある…それを取ってく…れないか?」
「そないなことより、はよ病院に行ったほうが…!!」
「た……頼む。」
「あーもう、わかったわ、シャマル。」
「わかったわ。」
そう言ってシャマルという人が仙豆の入った袋を取ってくれた
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