第二話

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「あの、それでどうすれば……。」 「そ……その中に…ま…豆が入っている…でしょ。」 「ええ、入ってますけど。」 「ひ…一粒俺の…口に放り込んで…くれないか。」 「はぁ、それじゃあ…。」 噛む力も殆ど残っていなかったので仙豆を丸呑みした 体の痛みや怪我はすぐに無くなり気も完全に回復した って、二人はすごく驚いた顔してるな まぁ、ボロボロだった人間がいきなり回復したら驚くか 「あ…あの。」 「何かな?」 「怪我はもう大丈夫なん?病院行かなくともへいき?」 「うん、おかげで助かったよ。ありかどう。」 「いえ、わたしそんなお礼を言われることは…。」 「そんなことないよ。君達が俺を見つけてくれなかったらやばかったからね。」 「はぁ…。」 「少し聞きたいことがあるんだけどいいかな?」 「ええですけど。」 「ここはどこかな?」
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