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1週間ぐらい歩くと武田家と斉藤家の国境についた。
そこには兵士が何人もいる。
山賊とは違い訓練を積み重ねてきたものばかり・・・
こちらに一人が気づき大声を発している。
「おい!アイツは真田様のところにいたやつじゃないか?この前いなくなったってやつだ!!」
「どうする?」
「捕らえたら少しは恩賞もらえるかもしれん!捕らえるぞ!それに相手は一人・・・こちらは30人・・・」
全員こちらに臨戦態勢をとってきた。
「ハァ・・・ここでも戦いかよ・・・・」
槍を手に持ち構えた。
弓矢を放たれた。
ヒュンヒュンヒュン。
槍を盾にブンブンと回して全て打ち落とした。
「こ、こいつ強いぞ!!弓は効かないみたいだ・・・こうなったらじかに攻撃だ!!いくぞー!!」
国境の頭らしきものが全員に命令した。
すると一気に30人が周りを囲んだ。
「やれやれ・・・」
穏やかな真也の雰囲気がいっぺん殺気に満ちた雰囲気が流れた。
兵士たちは力の差がわかっていなかったみたいだった。
もう一度、真也から警告をした。
「そこをどけ・・・頼むから・・・・むやみだろ?死にたいのか?俺に敵うとおもっているのか?なぁ大将?」
大将らしきものが・・・
「俺を倒したら進め・・・」
そういうと大将が一人前に出てきて構えた。
真也はため息をついた。
真也はその大将めがけて走った。
スパン!
ドサ
首が落ちた。
「すまんな・・・武器は槍だけじゃないぞ?刀も持っている。」
とハハハと笑った。
簡単に首を落とした。
他のものは全て腰を抜かした。
ゆっくりと国境を抜けていくのだった。
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