第三幕 博麗神社と創史の能力

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紫「はあ~、まったく。」 鏡「しょうがないですよ。」 と紫はため息をしながらそう言い、鏡花は紫に同情していた。すると、紫は創史の方を向き、そして、 紫「創史、お金持ってる?」 創「え?まあ、持ってるけど。」 紫「それじゃあ、お金を賽銭箱に入れなさい。少なくでいいから。」 創「?わかった。」 創史は疑問に思ったが、賽銭箱の所に行き、千円札を一枚入れた。すると、 ドタドタドタ・・・ とそういう音が聞こえた後、 スパーン! と神社の襖が開き少女が出てきた。その少女は巫女の服装をしていた。 ?「おさいせ~ん!」 と言いながら、賽銭箱の方に少女が来た。そして、賽銭箱の中を見ると、 ?「千円!しかも外のお金じゃない!よし!これで一カ月はご飯は大丈夫ね。」 と少女は賽銭箱の中を見ながら、ガッツポーズをした。その姿を見た紫は呆れながら、 紫「霊夢。その辺にしなさい。」 霊「うるさいわね。ん?その子は誰なの?」 と霊夢と呼ばれる少女は、俺の方を見てそう言った。 創「あ、自己紹介がまだでしたね。賀上 創史と言います。」 霊「そ、私は博麗 霊夢よ。それと、敬語は使わないでね。」 創「わかった。」と言った後、霊夢と創史は握手をした。その瞬間、何かを感じたのか、創史は霊夢を少し押し飛ばした。すると、 ヒュ~ン!ゴン! 鏡「キュ~~。」 俺が霊夢を押し飛ばした後、俺と霊夢の間に鏡花が飛び込んで来た。鏡花は俺と霊夢の間を通り抜けて賽銭箱にぶつかった。そして、鏡花はそのまま気絶した。
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