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霊「それじゃあ、弾幕からね。」
創「弾幕ってどんなのだ?」
霊「そうね。たとえば私のは、・・・」
と言うと霊夢はお札を取り出し、近くの岩に向かって放った。そして、お札が岩に当たると、岩が粉々に砕け散った。
創「・・・」
霊「まあ、こんなところね。」
創「待て待て待て!こんなの当たったら普通死ぬぞ!」
霊「大丈夫よ。」
創「どっからその自信が出てくるんだ?」
霊「けど、実際のところ、普通の人間が弾幕ごっこして、死んだって言うのはないから。」
創「そうなんだ。・・・って、ちょっと待て。俺や鏡花以外にもこの世界に来てるやつっているのか?」
さっきの霊夢の話に疑問を持った創史が質問した。
霊「そうよ。大抵は紫の気まぐれでスキマに落とされてくるのが多いわね。それか、能力の影響で外の世界が崩壊する前に、連れてこられるかのどちらかね。ま、その他もあるけど。」
創「そうなんだ。」
霊「それじゃあ。さっきの続きね。見たとおり今のが私の弾幕よ。他にも、妖夢、鏡花。お願い。」
と霊夢は完全に空気だった鏡花と妖夢にそう言った。その時、
シュポ!ドタ!
?「何するんですか。紫様?」
突然スキマが開き、そこから鏡花と同じ尻尾をした。(数はちがいます。鏡花は一本です。)人が落ちてきた。さらに、別のところからスキマが現れて、そこから髪が落ちてきた。
鏡「ん、紙?・・・あ、ゆかりんからの手紙だ。えっと、『藍の弾幕も見せてあげてね。 by八雲 紫』だって。」
霊「まったく、あのスキマは。」
と霊夢がそうつぶやくと、
スポ!ガン!
霊「つ~~~~!」
スキマが開き、そこからタライが出てきて、霊夢に直撃した。そして、霊夢は痛みでしゃがみこんでいた。
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