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?「え?もしかして、侵入者じゃないんですか?」
創「はい、気がついてたら、この上から落ちてきたんだ。」
少女の質問に俺は、上を指さしながらそう言って続けた。
創「その後、この桜の木にぶつかりそうになりましたけど、なんとか避けてここに落ちたんです。」
?「そうだったんですか?」
?2「それより、この声を何とかしないといけないかしら?」
創「確かにそうですね。・・・えっと?」
?2「あっ、まだ名前を言ってなかったわ。私は西行寺 幽々子(サイギョウジ ユユコ)よ。」
?「私は魂魄 妖夢(コンパク ヨウム)と言います。すみません、何も聞かず切りかかってしまい。」
創「別に気にしてないですよ。」
と妖夢が謝ったのを見て、俺はそう答えた。すると幽々子が、
幽「ところであなたの名前は?」
創「あ、そうだった。俺は賀上 創史と言います。所で、聞きたい事があるんですけど?」
妖「なんでしょう?」
創「ここはどこなんですか?」
幽「ここは幻想郷、そして、ここは冥界と呼ばれる場所よ。」
創「幻想郷?・・・って、どんなところですか?」
幽「う~、簡単に言うと、貴方のいた世界とは別の世界よ。」
創「別の世界?ますます分からないんですけど?」
幽「そうね。細かいことは、紫に聞いて。紫~、ちょっと来て~。」
と幽々子はそう言うと、突然、空間に裂け目が出来て、そこから、女性が出てきた。
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