Happy💓1 金髪の美人

2/2
前へ
/11ページ
次へ
「忘れ物しちゃった! 教室に戻ろう」 ・ ・ ・ 「あれ?教室に誰かいる」 (うわぁ~✨金髪だ! うちの生徒だよね?髪が長くて、フワフワしてて綺麗。それにスタイルもいいし、目もパッチリしてて睫毛も長くて、まるでお人形さんみたい。もしかして、女優さんかなぁ?こんなチャンスめったにないかも・・よし、話し掛けちゃおう) 「あの・・何を見てるんですか?」 私が話し掛けると、その女の子は私の方に振り返り、口を開いた。 しかし、次の瞬間呆気に取られる事に・・ 『ん? あれ?菜世ちゃん!どないしたん?ボクに用事?』 (か、関西弁?っていうか何で私の名前知ってるの?) 「えっ!どうして私の名前を?」 『学校のオンナノコの名前を知っとくんは、ジョーシキちゃうかなぁ?』 「女の子なのに男の子みたいな事言うんだね…」 『ん?ボクはオトコノコやけど?』 「えっそうなの!ゴメン私、勘違いして…」 『そんな気にせんでエエよ。ボク、オンナノコみたいやから、よう間違えられるし』 「そっか、よかった。えっと~?」 『せや!ボクは、クリストファー・ウェザーフィールド。クリスでええよ!よろしゅー😃』 「うん、よろしくね。 ところで何を見てたの?」 『ん?何も見てへんよ?何の事やろ・・サヨナラ!』 (あっ!行っちゃった・・クリスくんか。男の子だったんだ・・それにしても、本当に外国人なのかなぁ?)
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加