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「雨だ…傘持ってきてたっけ?」
『菜世ちゃん』
「クリスくん」
『あれ?こんなとこで
何してるん?』
「勉強クリスくんは?」
『ボクは本を返しにきてんけど、なんや得した気分やわ』
「どうして?」
『キミとこの空間に居られるんわおトク以外の 何ものでもないで』
「アハハ😃じゃあ、私も得しちゃおうかな?」
『ん?なになに?』
「ここ、どうしてもわからないんだけど…」
『ははぁ、それをボクに聞きますか…』
『全然トクと違いますやん😖』
「そう言わずに一緒に勉強しようよ」
『そないカワイイ目で
お願いされたら
おことわり出来へん
そしたら参考書探してくる~』
『あった あった
よいしょっと』
『んー この公式を使うんやないかと思うねんけど…あれ?やっぱこっち?』
『う~ん…』
「クリスくん…」
『あかーん』
「えっ?」
『雨降ってる日はアタマ 働かへんって統計が あんねんで?せやから今日はもう帰ろう』
「えー!始めたばかり
なのに!」
『雨にはかなわへん
ねんもん~こればっかりはしゃ~ないわ雨が降ったらお休みってどこかの大王さんも言うてはったし、な?』
(カメハメハ大王の事
かなぁ?)
「うん、それじゃあ 帰ろうか」
『うん😃アイアイ傘して 帰ろう❤』
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