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「よいかキル・ユアーよ」
国王様がキルという少年に諭すように言う。
「お主はこの国で一番実力があるのじゃ。だから頼まれてくれんか?」
「あ゛?何度も言ってんだろジジイ。めんどいからパスだって」
「ジジイゆうな。どうしてもダメなのか?」
「つーかよぉ……」
少年が頭を掻いたあと叫ぶ。
「お前はいったい俺に何を頼んでんだよ!教えろよ!!」
「ほ?言ってなかったか?」
「言ってねーよ!何なんだよいったい!お前は俺に何をさせたいんだよ!」
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