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「全然寝れなかった」
パチリと目を開け天井を見つめる
気付けばカーテンの隙間から光が差し込んでいた
眠くもない目を再びゆっくり閉じた
だって今日は君との記念日
本当だったら二人でこの朝日を浴びていたのかもしれない
私にとっては忘れられない日
君は全部忘れて
あの子と笑い合っているのかな
「せめて今日が平日だったら良かったのに」
誰も居ない部屋に自分の声だけが響く
寝返りを打って布団に潜り込んでみたり..
もう一度だけ聞きたい
嘘でもいいから
あなたの声で
好きだよ って…
君の事を考えれば考えるほど
想えば想うほど
遠く感じる
その度にまた気付く
こんなに君の事を好きだったんだって
どうしても君じゃなきゃダメなんだって
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