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接点
社員旅行の季節になった
仕事にも 少し慣れてきて
やる気満々の毎日
ところが 自分には
少し 心配ごとが
あった
交際中の彼氏…
キライでは なかったが
よくある話…
束縛男子である
入社してから
男性社員もいるんだろ!
とか
俺と休みが合う職種に してほしかった
とか
仕事後は 必ず迎えに来られ
家に 送り届けられ
仕事帰り 友人や先輩と
飲みに…
なんて 絶対に
許してもらえなかった
そして 社員旅行…
嫌な予感は 的中してしまったのだ
彼「社員旅行 行くのか? 」
自分「 行くよ! 行かない 社員なんていない よぉ(笑) 」
彼「そっか! そうだよな じゃさ 迎えに行って あげるね 朝8時で いいよな?」
自分「8時って…早くない ?まだ みんなも 帰る時間じゃないと 思うし…」
彼「なに 不満なの?社員 旅行で なんかあんの ?」
自分「いやぁ…別に 何も ないけどさ…」
彼「じゃ いいじゃん! 決まりだね」
こうして 1泊2日の
社員旅行へ行くことになり
自分は 温泉の楽しみと
彼からの 解放感に
ワクワクしていた
その社員旅行で
初めて 蒼城係長と
会話を することになる
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