接点

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社員旅行は 毎年恒例らしい みんな 日頃の疲れを癒していた 自分も詩ちゃんと テンションが 上がり 慣れないお酒をたくさん 飲んだ 宴会場では ゲームをやったり 豪華景品いっぱいの抽選をしたり 司会は ほとんど 蒼城係長が やっていた 普段は 部所が違うから ほとんど声を 聞いたこともなく へぇ~あんなふぅに 話すんだぁ 司会 上手なんだなぁ 場を 盛り上げるのも うまいなぁ と 感心して見ていた 蒼城係長は お酒も強いらしく ガンガン飲んでいた そして宴会は 終了 個々の時間を 過ごす お風呂に入る 誰かの部屋で二次会 ラーメンを食べに行く 自分と 詩ちゃんも 先輩方と部屋で 飲んでいた 何を話したか わからないくらい 飲んで 大騒ぎし 気が付くと 詩ちゃんは ベロベロに酔っていた そして… 「 蒼城係長呼んできて~ 一緒に 飲みたいの~ 私 ずっと 憧れてたの~ くみちゃん~お願い ちょっと 呼んできてよ~」 くみちゃんとは自分のこと… えっ? マジで? 憧れてるって… えっ? 初耳… 自分「詩ちゃん~ でも 蒼城係長 どこにいるか わかんないし~ まぁ いいじゃん」 と 言っても 酔ってる詩ちゃんは 大騒ぎ 詩「だって~今 会いたいんだも~ん」 はいはい わかったわかった~ なんて やりとりを していると 前から フラフラ歩いて 蒼城係長が ひとりで やってきた わぁ!! きたぁ!! ところが詩ちゃんは すっかり 酔っていて 廊下に 寝転がって いたのだった(笑)
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