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狭間「・・・なんだよこれ。」
俺はしばらく走って、煙の出る場所に着いた。そこは、村だったらしく、情報が手に入るだろうと思って中に入ったが、そこは惨劇だった。なぜなら、
族「奪えるものは、すべて奪え~!」
族「村人はみんな殺せ~!」
十数人の男たちが村人を殺し、金や食料を奪っていたからだ。
狭間「・・・っ!」
俺は無力な者を容赦なく切り伏せている男たちを見て、怒りが爆発しそうになった。
?「うわぁぁぁ!」
狭間「・・・!」
俺は悲鳴のした方を見ると、男の一人が子供を殺そうとしていた。
子供「うわぁぁぁ!」
族1「うっせ~。死ね!クソガキ!」
その男は、剣を振り落とした。
狭間「・・・💢」
俺はその光景を見て、キレた。俺は男が振り下ろした剣が子供に届く前に、その男の元に行き、
バゴッ!
族1「ぐえっ!」
おもいっきり顔面をぶん殴った。
そして、殴られた男は、近くにいた別の男たちを巻き込んで吹っ飛び、その男たちは気絶した。
そして、今まで殺したり、略奪していた男たちは動きを止め、こっちを見ていた。
狭間「おい、立てるか?」
俺は、男たちから目を離さず、倒れている子供に話しかけた。
子供「うん、大丈夫。」
狭間「そうか、じゃあ早く逃げろ。」
子供「うん、お兄ちゃんありがとう。」
子供はそう言うと、近くにいた村の人たちと逃げて行った。
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