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族「なんだてめ~!」
俺が子供が去ったのを確認していると男たちは一斉に俺の方に近づいて来た。
狭間「おい。」
族「ああ?」
俺は怒気たっぷりに言った。
狭間「謝るなら今のうちだぞ。」
族「謝るだ~?てめ~こそ俺らの仲間をやってくれたな!!」
狭間「はあ~。謝る気なしか。」
俺は、ため息をもらしながらいった。
族「さっきから何言ってやがるこら~!」
一人の族がこっちに向かって走って来た。
族「死ね~!」
男はそう言いながら、手に持つ槍を突き出した。しかし、
ドゴッ
族「・・・ぐはっ!」
狭間「まったく・・・。」
俺は、男の槍をかわすと男の懐に近づき、腹を殴った。腹を殴られた男は少しうめき声をあげ、突っ伏したまま倒れた。
族「てめ~!俺らが黄巾族だと知ってのことか!」
狭間「はぁ!?(黄巾族って三国志時代にいた山賊じゃないか。だけど、今は・・・)」
俺は今の男の言葉に耳を疑ったが、すぐに考えるのをやめて、言った。
狭間「知らないな。黄巾族とか名乗っても所詮やってることは、山賊と同じじゃねえか。」
その言葉を聞いた男たちは、顔をに青筋を立てて怒っていた。
族「てめ~いい加減にしやがれ!」
族「おい!こいつを殺すぞ!」
族「「お~~~!!」」
男たちは一斉に俺に襲い掛かって来た。
狭間「仕方ないか。」
俺はそう言いながら、六本の刀の内の一刀を“青龍”に手をかけて、居合の体制を取り、そして、
狭間「・・・{疾風 一の型 閃}!」
俺はそう言うと、刀を思いっきり抜刀し、その抜刀した放物線を描くような形の気弾を飛ばした。そして、それが向かってきた黄巾党に当たり、十数人ぐらいが吹き飛ばされた。
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