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紅覇「ハアァ!」
先に動いたのは紅覇だった。紅覇は、俺に向かって走って来て、手に持っている棍を頭上に構え、俺に向かって棍を上から下に振り下ろした。
狭間「よっと。」
ドッゴ~ン!!
俺は横に避けると、紅覇が振り下ろした棍が地面に当たり、棍は少し地面にめり込んだ。
狭間「げ!(すげ~威力。あれをまともに受けたら危ない・・・な!)」
紅覇「テアァ!」
ブン!
俺が考えていると、紅覇は、地面に叩きつけた棍を横に薙ぎ払いして攻撃してきた。俺は驚いたが、それをバックステップで避けた。
紅覇「考えている暇があるのかい!」
紅覇はそう言って、追撃しようとしたが、
狭間「確かにな。」
俺はそう言うと、青龍の刃を地面につけて走った。
ガガガガガ・・・
と、音がし、見る見るうちに、俺と紅覇の距離が近づいていった。そして、
狭間「{火炎 一の型 烈火}!」
紅覇「はあぁ!」
俺はそう言うと、刀を振り上げた。紅覇も棍を振り下ろした。そして、
ガキィン!!・・・ガン!
紅覇「くっ!」
二人の武器が交わり、鍔迫り合いになった。しかし、俺の方が威力が強く、つばぜり合いになった棍を跳ね返した。棍を跳ね返された紅覇は少し後ろの方に下がった。紅覇「あんた、やっぱりやるね。」
狭間「お前もな。」
その後、俺と紅覇はまた走って行き、打ち合いになった。しかし、二人はいや、この戦いを見ていたほとんぼの者が気づいていなかった。町の入り口の方に数人の兵士がいる事に、
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