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突然、紅覇の周りにいた一人が切られた。
狭間「お前、仲間に何やってるんだよ。」
俺は怒気放ちながら言った。なぜなら、切ったのは紅覇と戦う前に紅覇と喧嘩をしていた黄巾族の男だったからだ。
狭間「そいつはお前の仲間だろう。なんで仲間を殺したんだ。」
頭「フン、裏切り者を殺して何が悪い。」
族K「・・・!」
族「それに俺らはお前らを仲間とはこれっぽっちも思ってないぜ。」
紅覇「何!」
族の言葉に紅覇と周りの族は驚愕した。そして、俺はその男に怒りを覚えた。
頭「さてと・・・」
その男がそう言うと、俺を襲わなかった半分の黄巾族たちがその男に集まった。そして、男は、
頭「おい!お前ら!そこの裏切り者どもと男を殺して、この町の物を根こそぎ奪え~!」
族「「お~~!!」」
男がそう言うと、族たちは、一斉に俺と紅覇、そして、その周りの黄巾族を倒そうと向かってきた。しかし、
ドドド・・・
突然、多くの足音が聞こえ出した。
頭「おい、どうした!」
族「「頭~!」」
すると、二人の黄巾族の男達が一方は頭の方に、もう一方は紅覇の方に向かってきた。
紅覇「どうしたんだ!?」
族K「はい、ここから数厘離れたところで、土煙を発見し、その土煙から劉の旗を発見、おそらく義勇軍だと思われます。それがこっちに向かっています!」
男が言い終わると、頭の方から「何!?」と声がした。多分、あっちの方にも同じ事が伝わったんだと思う。
頭「しかたね~!急いで逃げるぞ!」
とか頭がそう言って、逃げようとしたが、
ドサッ
頭「なんだ!?」
突然、逃げようとした黄巾族の一人が口から泡を出して倒れた。頭の男はそれを見て、驚いた。そこに、
狭間「そう簡単に逃がすと思うか?」
俺はそう言って、逃げる黄巾族の前に立った。
頭「!てめ~がやったのか!」
狭間「・・・」
頭「そこをどけ!」
狭間「それは出来ないな。」
頭「だったら死ねや!野郎どもやっちまえ~!」
族「おお~!」
頭がそう言うと、逃げていた族たちは俺の方に向かってきた。しかし、
狭間「お前ら・・・」
ドン!
族「・・・!」
狭間「死ね覚悟はあるか?」
族たちは俺の発した気に押されて、立ち止った。そして、俺は青龍の構えた。
頭「何怖気づいてんだ!相手は一人だ!囲んでやっちまえ!」
族「「お~!!」」
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