その男、子供になる

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「雑魚に用はないでふ!」 「はっ!言ってろ!!」 手下1がウリオに飛びかかる。 それをウリオは自慢の腹で弾き返した。 「おぉ、あいつやるなぁ」 飯を平らげたロイは観戦モードに入っていた。 自分も戦わなくてはならないが、正直めんどい。 ウリオが全員倒してくれる事を願いつつ、戦いを眺めた。 「くそっ!肉団子が」 「僕はハンバーグの方が好きでふ」 ウリオは右手に火球を作り出すと、手下1めがけ放った。 手下1はそれを難なくかわし、懐に入り込む。 「これならどうだ?」 「でふっ!」 腹部に激痛が走る。 何かで殴られたのか。 ウリオは涙目になりながら手下1を見た。 手下1の拳には金属製の何かがはめられていた。 「メリケン……サック……でふか」
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