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式場内はとても豪華絢爛で、流石は名家同士の結婚式。
食事に期待が湧く。
しかし、困った。
｢会場は……どこだ？｣
豪華絢爛なのはいいが、広すぎるというのは考えものだ。
この広さなら１日に式が何件も被ったって全て執り行えそうだ。
仕方なく受付に向かおうとすると……。
｢………………なんだ？｣
遠くから聞こえる悲鳴、そして３発の銃声。
ロイはめんどくさそうに頭を掻いた。
｢こんなとこで銃なんか撃つなよ……｣
どうやら距離はそんなに離れてはいなさそうで、おそらくは式場内だろう。
ロイは悲鳴を頼りに現場に向かった。
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